作品全体についての感想は?
シーズンごとに作風が変化していく、とても面白い作品だと思います。アニーの成長と共に、番組自体も大きくパワーアップしていく感じ。
(外画)吹替について、本作ならではの工夫している点や大変な箇所などは?
とにかくセリフが早くて大変!英語は1つの単語の中に色々な意味を込められますが、日本語となるとなかなかそうはいきません。短い尺の中にギリギリ入るか入らないかのセリフ量と、いつも闘ってます(笑)
役の声を吹き替える上でのポイントは?
アニーの生き方をそのまま反映できたらいいなと思い、「自分の心に忠実に」をモットーにしています。
キャラクターとは似ていますか?共通点・相違点などは?
段々似てきたような感じがします。
●共通点 → 行動が早い・本気になったら誰も止められない
●相違点 → 惚れっぽい・直感で動く
シーズン4の見どころは?ストーリー展開やキャラクターの変化などを教えてください。
やはり新キャラクターの登場でしょうか。果たして、敵か味方か?
あとはオーギーの女性関係(笑)また新たな女性が登場します。これまで何人の女性と付き合ったのか、一度数えてみるのも面白いかと。
シーズン4の印象的なエピソードは?
お姉ちゃん(ダニエル・ブルックス)への手紙のシーンです。家でリハーサルをしている時、何度やっても涙ボロボロで困りました。「コバート・アフェア」を観て泣いてしまう日が来るなんて!(驚)
最後に、「コバート・アフェア」ファンの皆様へ、メッセージをお願いします!
「コバート・アフェア」は、“実際のCIA”が伺える、珍しい作品だと思います。スパイって聞くとスマートでカッコいいものを想像しますが、実際はそうでもなかったり。とはいえ、アニーの成長とともにスパイ現場のレベルも上がっていくので、ステージはどんどんハードになっていきます。シーズン1の、恋人(ベン・マーサー)と浜辺を走っていた頃が嘘のよう(笑)そのめまぐるしい変化を、皆さんも是非ご覧になって、確かめてみてください。