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パイパー・ペラーボ公式インタビュー

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Q.「コバート・アフェア」の内容について聞かせてください。
A.「コバート・アフェア」はCIAの人間を描いてる。他のCIAドラマは任務ばかり描いていて恋愛や朝食の内容は描かない。本作では公私共に見られるわ。

Q.アニー・ウォーカーという役柄については?
A.彼女は特に20代後半から30代前半の女性は共感できるわ。仕事は立派だけど人間関係に悩んでる。男性関係は見てのとおりだから、様々に展開できる。

Q.他のキャストの役柄、アニーから見ての関係を聞かせてください。
A.アニーは、オーギー(・アンダーソン)を信頼してて疑いがあれば相談する。一方センディル(・ラママーシー)扮するジェイ(・ウィルコックス)は、ハンサムで部のジョージ・クルーニーね。ジェイのことはなぜか、信頼し切れない。ジョーン(・キャンベル)は上司よ。彼女は恐らく秀でた諜報員なの。ジョーンは規約を守りアニーは破るタイプだから、ぶつかるの。アーサー・キャンベルはジョーンの上司で夫でもある。

Q.アニーを演じるにあたり最も大変なのはどんな点ですか?また、盲目の役を演じていても実は目が見えるクリストファー・ゴーラムとのシーンで最も大変なのはどんな点でしょう?
A.クリスとのシーンは実はとても興味深かったわ。だって彼はとても真剣に詳細まで盲目の方々のコミュニティでリサーチをして、盲目の方々の動きについてカナダ国立盲目者協会の助言を得て、そのとおりに正しく演じていたの。 だから私も学んだわ。常にブロッキングの際には独特のリハーサルをしなきゃならなかった。なぜなら特にオーギーとアニーがDPD(国内防衛部)のオフィス以外の場所にいる時は、そのシーンでの動きを確認する必要があったからなの。 そして…アニー・ウォーカーを演じるにあたり一番難しいのは、ドラマの様々な側面のバランスを取ることよね。このドラマにはコメディの要素もあるし、色々な言語を話しもする。シリアスなアクションシーンもあるわ。だから全体として強力なドラマになるように、それぞれ時間をとってリハーサルをして確実に準備をしなきゃならないの。

Q.アニーとベンが一緒に幸せになれる日は来ると思われますか?2人が一緒に幸せになることは誰も許さないようにも感じられますが。
A.それはわからないわ。ベンは信用できる男とは言えないしね。シーズン1では彼のせいでアニーが危険な状況に置かれるわ。割りとしょっちゅうね。しかも彼はアニーを助けにも行かなかった。なぜベンがもっとアニーを助けに行かないのかってイライラする時もあったわ。彼は…わからない。よくわからないわ。 思うんだけど…でも、悪い男との恋愛ってそういうものなのよね。意味わかる?離れられないけど、本当は離れたほうがいいってことはわかってるの。だからベンとのことは難しいわ。はっきりした答えはわからないの。

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Q.ではアニーが完全に方向転換をして、オーギーと付き合うようになるとは思いますか?
A.そうなのよ。少なくとも同僚にはオーギーがいるわ。彼はカッコよくて、ジェイ・ウィルコックスもそうよね。ベン・マーサーと結ばれなかった場合でも、魅力的な彼らが近くにいる(笑)

Q.本作の脚本はどうですか?
A.クールでいて、自然な脚本なの。LAではクールにしようとして失敗する脚本も多いのにね。

Q.ゴールデングローブ賞主演女優賞にノミネートされてどうでしたか?
A.ゴールデングローブ賞にノミネートされて興奮したわ。あの後は大勢の人がこのドラマが好きだとか、言いに来てくれた。まだシーズン1なのよ。珍しいわ。